Saturday, September 16, 2006

タイ旅行記:バンコク編

4泊5日のタイ旅行から帰ってきました。ちょうど9月は雨期で雨が降ったり止んだりで、5分も歩けば汗が吹き出るような蒸し暑さには耐えられたものの、交通渋滞&運転の荒さ&排気ガスで汚れた空気や、観光客からぼったくろうとする人たちの多さにはちょっと参りました++それでいて室内は冷房ががんがんに効いていてとっても寒い。いつもは丈夫な私ですが、これまでの疲れがたまっていたのか体調を崩してしまい、残念ながらチェンマイには行けず(泣)それでもバンコクとアユタヤを回って元ルームメートのNとの再会や本場のタイ料理や遺跡見学を楽しんできました。

バンコク市内はとにかく渋滞が激しく、タクシーでの移動は本当に時間がかかります。しかも運転が荒くて、歩行者優先なんてことは決してなく、車線変更も隙間さえあればどんどん入り込む勢い。道路を渡るときは車や原付にひかれないよう気をつけなければなりません。しかも雨がざーっと降った直後は歩道が水浸し状態になり、大きな水溜りを踏まないようにしつつ車や原付にも注意を払うといったかんじでした。
















大都会バンコクだけあって、中心地には高層ビルやショッピングモールが林立し、BTSという高架鉄道が走っています。このBTS(1999年開通)も地下鉄(2004年開通)も利用しましたが、非常にきれいで快適。交通渋滞の軽減には役立っているのだろうけど、走っているラインが少ないのがちょっと不便でした。

















まずバンコクで最初に向かったのが観光地定番の王宮(Grand Palace)。 20万㎡の巨大な敷地に様々な建物が並んでいます。下の写真はタイで最も格式の高い王室寺院といわれているワット・プラケオ。
















重なり合う屋根が美しいドゥシット・マハ・プラサート宮殿。1789年にラーマ一世により建造された王宮内で最も古い建物。
















他にもエメラルド寺院など豪華な建物がたくさんありました。タイの歴代の王たちが住んでいた宮殿はとにかくきらびやかで派手。日本のお城やお寺とは全然違うなぁと文化の違いを実感。写真ではわかりにくいのですが、王宮内はどこへ行っても人・人・人。観光客&現地の修学旅行生らしき人たちで溢れていました。














次の向かったのが三島由紀夫の小説の題材ともなった仏塔ワット・アルン。泥色のチャオプラヤー川を小さな船で渡りました。

















ワット・アルンの表面には無数の陶器が埋め込まれていて、その精緻な装飾は本当にきれいでした。





















そしてよく観光案内の写真にも使われている大寝釈迦仏のいるワット・ポーへ。
















長さ46m、高さ15mの金色の仏像はとにかくデカイ!これを見ながら、タイ人は昔から金色が好きなんだなあ(?)と思いました。ちなみに、この巨大な足の裏にはバラモン教の真理が描かれているそうです。普通に触れてしまうところにちょっとびっくり。

主要な寺院やみどころを回った以外は、タイ料理を食べたり、カフェでマンゴーのデザートを食べたり、タイマッサージを体験したり、買い物をしたりしました。アジアン雑貨もいろいろ見ましたが、象グッズが一番かわいかったです。

元ルームメートのNとも2年ぶりに再会し、妹を差し置いて久々の会話に花を咲かせました。共に開発問題に関心を抱いて勉強し、一緒に徹夜をしたり、料理をしたり、買い物をしたり、旅行に行った仲。現在は国際NGOのプログラム・オフィサーとしてタイ南部のプロジェクトを管理しているとのこと。卒業後のこと、タイや日本のこと、お互いの家族のこと、これからの夢などを語り合い、私もがんばろーという気持ちを新たにしました。

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